生い立ちムービー(プロフィールムービー)の構成アイデア5選
生い立ちムービー(プロフィールムービー)の構成アイデア5選
結婚式の生い立ちムービー(プロフィールムービー)を作成する際、コンセプトが決まったら、次に構成を考えます。構成とは、簡単にいうとムービーの中の順序のことです。
今回は、生い立ちムービー(プロフィールムービー)の構成アイデアをご紹介します。
タイトルと各パートはどんなもの?
写真は favio wedding movie “BEAUTIFUL DAY”
生い立ちムービーの構成は、タイトルや各パートをどんな順序の演出で流していくかを決めます。
構成のアイデアを見る前に、タイトルや各パートにはどんなものが入るのかを簡単に説明します。
オープニングタイトル
写真は favio wedding movie “MEMORIES”
映像の冒頭にはタイトルを入れます。
まずは、ゲストに映像に注目してもらいたいので、
見ているゲストに、何が始まるのかがわかる様にタイトルを入れて、ゲストの視線を惹きつけましょう。
二人の名前、メッセージなどをシンプルに入れると良いでしょう。
*例*
『 SYUTA & MISAKI Profile 』
『 MEMORIES OF SYUTA & MISAKI 』
『 SYUTA MISAKI Our Story 』
『 WEDDING STORY SYUTA + MISAKI 』 など・・
新郎タイトル・新婦タイトル
写真は favio wedding movie “VINTAGE FLORAL”
それぞれの生い立ちパートの前には、名前などのタイトルを入れましょう。
*例*
『History of SYUTA』
『GROOM SYUTA』
『BRIDE MISAKI』 など・・
新郎生い立ち写真・新婦生い立ち写真パート
写真は favio wedding movie “insta!”
新郎(新婦)の誕生~学生時代~社会人までの生い立ちを振り返る。
名前、誕生日、出身地なども入れてわかりやすく、それぞれの写真にはエピソードなどを添えて。
子供の頃の写真は、親族以外はあまり知らない時期でもあるので、この頃の写真は特にゲストが盛り上がり会場が和むポイントです!
また、兄弟親戚などを含め、来ているゲストと一緒に写っている写真など、思い出を共有できる写真にするのもポイントです。
二人のタイトル
写真は favio wedding movie “LIFE”
生い立ち写真などから、二人の写真パートに移る時にタイトルを入れましょう。
*例*
『太一 & 花穂』
『SYUTA & MISAKI』
『SYUTA&MISAKI 2人の出会い』 など・・
二人のパート
写真は favio wedding movie “ORGANIC”
二人の出会い~結婚までを振り返ります。
二人の出会いのきっかけ、馴れ初め、初めてのデートの場所、プロポーズ、両家顔合わせ、婚姻届けなどの写真でわかりやすく。
二人のパートはどうしても2ショットでカメラ目線な写真が多く並んで、見ていて飽きてしまう映像になりやすいので、不意に撮った自然な写真などがあると、二人の空気感が伝わりやすくなるのでおすすめです!
エンディング
写真は favio wedding movie “MEMORIES”
二人のこれからの抱負、ゲストへの感謝のメッセージなどを入れます。
*例*
笑顔の絶えない二人でいようね
いつも明るい紗季さんと 笑いの絶えない家庭を築きます
これからは二人で力を合わせて歩んでいきます
今日結婚式を迎えられたのは ここにいる皆さまのおかげです
本日はお越しいただきありがとうございます
生い立ちムービー構成アイデア5選
生い立ちムービー(プロフィールムービー)の構成に決まりはありません。
上記で説明した各パートを、さまざまな順序にして見せることができます。
それでは、どんな構成があるのか見ていきましょう。
1.一般的な生い立ちムービーの構成
写真は favio wedding movie “BEAUTIFUL DAY”
①全体タイトル→
②新郎タイトル→新郎生い立ち写真→
③新婦タイトル→新婦生い立ち写真→
④二人タイトル→二人の写真→
⑤締めの言葉
最も定番の生い立ちムービーの構成です。
二人それぞれの生い立ちを時系列に沿って紹介していくので、見ているゲストが感情移入しやすく、シンプルで誰でもわかりやすい仕上がりになる構成です。
シンプルな構成ですが、選ぶデザインやBGMによって全く違う雰囲気になるので、
合わせやすいのも良いところです。
2.新郎新婦を交互に見せる生い立ちムービーの構成
写真は favio wedding movie “OUR TIMELINE”
①全体タイトル→
②新郎タイトル→新郎幼少期写真→
③新婦タイトル→新婦幼少期写真→
④新郎青年期写真→
⑤新婦青年期写真→・・・
⑥二人のタイトル→二人の写真→
⑦締めの言葉
新郎新婦の時間軸を同じにして、交互に見せていきます。
お互いが同じ時期をどんな風に過ごし成長してきたのか、どんな人生を送ってきたか、二人を交互に見せることでわかりやすく、二人のことをよりゲストに知ってもらいやすくなります。
3.今の二人からさかのぼる生い立ちムービーの構成
①全体タイトル→
②二人の写真→
③新郎タイトル→新郎生い立ち写真→
④新婦タイトル→新婦生い立ち写真→
⑤二人の写真→
⑥締めの言葉
お二人の前撮り写真などから華やかにスタートする構成。
きれいな写真をはじめに持ってきて、まるでタイムスリップするかの様に、生い立ち写真へと振り返っていきます。
二人の写真のパートでまた二人の写真に戻って締めることで、全体を美しい仕上げにすることができます。
4.起承転結のある生い立ちムービーの構成
出典元:https://gezondidee.mumc.nl/proprioceptie-positiezintuig
①全体タイトル→
②新郎・新婦タイトル→新郎・新婦幼少期写真→
③新郎・新婦青年期写真→
④二人のタイトル→二人の写真→
⑤締めの言葉
二人の生い立ちを同時に見せていく構成です。
生い立ちムービーにストーリー性を持たせ、感動的にするために起承転結をつけます。
例えば、
遠距離でなかなか会えず
仕事で大変な時も いつも支えてくれてた
お互いの休みが合わずケンカばかり など・・・
結婚に至るまでの二人のドラマをストーリーにしていきます。
ネガティブなエピソードも、それを乗り越えて今があるという風に、もちろんハッピーエンドに仕上げるのがポイントです!
5.両親の結婚から始まる生い立ちムービーの構成
①全体タイトル→
②新郎タイトル→新郎の両親の結婚式写真→新郎生い立ち写真→
③新婦タイトル→新婦の両親の結婚式写真→新婦生い立ち写真→
④二人のタイトル→二人の写真→
⑤締めの言葉
1にある一般的な生い立ちムービーの構成をベースに、生い立ち写真の前に、両親の結婚式の写真を入れます。
例えば、
1枚目の写真コメント「1985年 新郎父○○ 新郎母○○ が結婚」
2枚目の写真コメント「その長男として1987年5月に○○が誕生」
というように繋げると、家族の一体感が強まります。
家族へのメッセージが強く、感動してもらえる構成です。
まとめ
いかがでしたか?
二人の生い立ちを紹介するだけでも、構成アイデア次第で素敵なムービーに仕上がります。
選ぶ写真、デザイン、BGM、コメントも大切になりますので、
どんな生い立ちムービーの構成がいいか?見ているゲストの目線で考えてみるといいかもしれませんね。
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