結婚式プロフィールムービーの作り方! パーフェクトガイド
結婚式の映像演出、ウェディングムービーの中で一番取り入れられているのがプロフィールムービー(生い立ちビデオ)です。プロフィールムービーの上映は結婚式の定番演出ですが、それだけゲストの方も楽しみにしている演出なんです。
今回は、結婚式プロフィールムービーの作り方についてのパーフェクトガイドをお届けします。
出典元:https://www.theodysseyonline.com/thanks-for-the-legacy
プロフィールムービーとはどんなもの?
プロフィールムービーとは生い立ちムービーとも呼ばれ、二人が生まれてから出会い結婚するまでをゲストに紹介する映像のこと。
主に家族や友人との思い出の写真を使って、コメントと一緒に映像を作成します。
上映するタイミングは一般的に、披露宴でお二人が再入場のための退席中(中座中)や歓談の時に流しますが、タイミングに決まりはないので他のシーンで流すのも問題はありません。
プロフィールムービーは二人のことを知らないゲストにも知ってもらえる二人の紹介映像ですが、作り方次第でゲストを楽しませるおもてなしにもなります。
使う写真やコメント、BGMで、「家族や友人に感謝を伝える感動ムービー」や「ユニークな楽しいムービー」で笑いにすることも、二人がやりたい雰囲気にできる映像演出です。
プロフィールムービー作成のポイント☆
プロフィールムービーはただ写真を並べたスライドショーにならないように、当日にゲストが観ていて飽きずに注目が続くような写真・BGM・コメントを選び、自己満足にならないプロフィールムービーにするのがポイントです!
プロフィールムービーの構成
出典元:https://morimorino.work/ranking-24-4487/
まずは、プロフィールムービーの構成を考えます。
一般的な基本構成は、
①新郎生い立ちパート
②新婦生い立ちパート
③二人の出会いから今日まで
の3つの構成を、タイトルなども含めてコメントを付けて構成していきます。
基本構成を紹介しましたが、決まりはありません。
「新郎新婦の生い立ちを交互に紹介していく」
「二人の馴れ初めから始まる」
「両親や親族の紹介も入れる」
など・・・二人らしくゲストを楽しませる構成を考えましょう!
プロフィールムービーの長さは?
出典元:https://shushoku-base.com/work-library/1680/
プロフィールムービーのベストな時間は5分前後。
通常の披露宴では、お二人がお色直しの中座をしている間にプロフィールムービーを流します。
この時間に、ゲストのみなさんはお食事を進めたり挨拶回りなどをしますので、あまり長いと食事の妨げにもなってしまいます。
もう一つは、自己満足な写真ばかりで長くなると、ゲストは退屈で飽きてしまいますので、見ているゲストの興味が持続する時間の5分前後の長さがおすすめです!
また、披露宴の進行などの都合もありますので、式場のプランナーさんに使える時間をしっかり確認しましょう!
BGMは何曲使うの?
出典元:https://cz.depositphotos.com/102707836/stock-photo-rings-with-small-gramophone-on.html
だいたいBGM1曲分が3~5分程度の長さです。
これは、写真の枚数にすると30枚~40枚で、プロフィールムービーにベストな枚数になります!
プロフィールムービーはBGM1曲にまとまっているととてもおさまりが良く、ゲストのみなさんも飽きずに見ていられる長さなのでおすすめです!
もしもBGMを2曲使用したい場合には、
①新郎新婦で1曲
②お二人のシーンで1曲
にすると流れは良いでしょう。
3曲以上でも可能ですが、1曲の使用時間が短くなるので、少し忙しい印象になってしまいますので注意が必要です!
プロフィールムービーの写真の枚数は?
出典元:https://www.rankingshare.jp/rank/wbkvjycdgf
プロフィールムービーで、新郎新婦のお二人がどんな生い立ちで結婚に至ったかがゲストにわかるような写真を選んでいきます。
配分は、
・新郎10枚前後
・新婦10枚前後
・お二人10枚前後
の30~40枚くらいが理想的です。
例えば簡単に・・・
誕生 1枚
幼児期 1枚
小学生 1枚
中学生 1枚
高校生 1枚
大学・専門 1枚
社会人 1枚
で計7枚になります。
そこに例えばこんなシーンの中から、
七五三・入学式卒業式・部活クラブ活動・サークル・修学旅行・成人式・家族での旅行などなど・・トピックに合わせて枚数を増やしていくといいでしょう。
どんな写真を選べばよいか?サイズは?
まず大切なことは、ゲストの反応を想像しながら写真を選ぶと良いでしょう!
会場でプロフィールムービーが流されて、一番雰囲気が和むシーンが幼少期の写真です!
「かわいい~!、今と変わらな~い!」などとゲストの声が聞こえてくるシーンの一つです。
こんな風に、会場でのゲストの反応を想像しながら写真を選ぶといいですね。
そして、なるべく参列してくださっているゲストとの写真を選ぶのもポイントです!
ゲストは自分と写っている写真が流れると嬉しいものです♪
「こんな時間を過ごしたな~」という新郎新婦との思い出の共有が出来て、絆を再確認できたりしますので、ゲストと思い出の共有が出来る写真をバランスよく選ぶとよいでしょう。
■こんな写真は注意が必要!
プロフィールムービーのDVDはプリント写真に比べて画質が落ちるので、たくさんの人数が写った集合写真になると顔が小さくなり、本人がどれだかわかりづらくなってしまいます。
とくに、幼少の頃の写真に集合写真を使うとわかりづらくなりますので、集合写真を使う場合には雰囲気を伝えたい場合などに使用するだけにして、なるべく少人数での写真を中心に選びましょう!
カメラを意識した写真ばかりではなく、さりげなく撮られた自然な写真などがあると伝わりやすくなります。
■写真のサイズは?
簡単に説明すると映像は横長サイズです。
写真は縦長のものもありますが、映像のサイズ比率と写真のサイズ比率が違うと、うまくトリミング(切り抜き)できないことがありますので、写真選びはなるべく横長の写真を選びましょう!
コメントの書き方は?
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文章と映像を同時に見るのはなかなか難しいものですので、コメントは簡潔にしましょう!
簡潔といっても、シンプルになりすぎてもつまらないので、
例えば、
「小学校の卒業式」を→「小学校の卒業式で大泣き」
「成人式」を→「この着物はお母さんも成人式で着た着物」
など、簡潔にゲストの興味を引くようなエピソードや当時の気持ちをコメントにすると良いでしょう。
映像は文章を読ませるのが得意ではないので、映像を見てわかることは書かない!映像の補足をコメントにするくらいの気持ちで書きましょう。
文字数は20文字以内を目安にすると良いでしょう!
また、数枚の写真をまたぐコメントもOKです!
1枚の写真に1コメントで完結しなくても大丈夫です。
例えば、
1枚目・・「なんだか太ってきたかな」
2枚目・・「おやおや・・」
3枚目・・「100キロ目前!?」
のように、写真をうまく使ってショートストーリーのようにしてもいいですね。
二人らしい言葉で良いですが、来て下さるゲストの顔ぶれなどには考慮した言葉を選ぶといいでしょう。
☆そのまま使えるプロフィールムービーのコメント例文集はこちらをチェック♪
自己満足にならないプロフィールムービーを作ろう!
プロフィールムービーの作り方のまとめをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
せっかく作るなら、二人のことが伝わるゲストに楽しんでもらえるプロフィールムービーにしましょう!
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・プロフィールムービーの作り方
・オープニングムービーの作り方
・エンドロールの作り方