結婚式の見積もりはここに注意!見積もりを上げるポイントとカラクリ

「結婚式の見積もりは上がる!」そんな話しを聞いたことはありませんか?これから結婚式の準備をはじめる人にとっては、とっても怖い話にも聞こえますよね…。結婚式は一生に一回の一大イベント!だからこそ、素敵な結婚式に仕上げたいと思う気持ちは誰もが持っていると思います。とはいえ、予算という現実は見てみぬフリは出来ないもの…。ゼクシィが既に結婚式を挙げた先輩カップルに毎年実施している「結婚トレンド調査」の2016年度版によると、先輩カップル達の約8割は「見積もり金額より支払い金額が上がった」と答えています。しかも、驚くべきはその上がった平均額。その額、約110万円というではないですか!なぜ、結婚式の見積もりはそんなにも上がってしまうのでしょうか…。今回はその謎についてご紹介していきます。結婚式の見積もりの注意点、そしてアイテム別の見積もりを上げてしまうポイントとは…。

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結婚式の見積もりはなぜ上がってしまうの?

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まずここでは、結婚式の見積もりの「カラクリ」についてご紹介しますね!

初めてもらう見積もりは「本当に最低限のものしか入っていない」

結婚式の見積もりを初めてもらうタイミングは、結婚式場を見学に行ったとき。この初めての見積もりが、その結婚式場で決めるかどうかのポイントにもなっています。つまり結婚式場側からすれば、言い方は悪いですが「少しでも安く見せて、申し込んでもらいたい」そう深層心理にあるのは確かです。そのため、初めての見積もりに入っている内容は「結婚式をするなら最低でもこれは必要です」という、本当に最低限のアイテムしか入っていません。実際、その内容のままで結婚式をする人はほぼいないといっても過言ではないでしょう。

パックプランの内容に注意!

多くの式場が採用しているパックプラン。「○名○○万円!」という一見分かりやすくお得にすら感じるパックプランですが、これも最初からよく見ておかないと、後に見積もりを上げる原因にもなっているのです。パックプランに入っているアイテムの中には、そのまま金額の上がらないものもありますが、多くは最低限の価格がプランになっています。例えばお料理。プランの中に入っているものは「1人10,000円」といった、料理価格の中でも最低ランクのもの。もし実際選んだお料理が「1人15,000円」だったとしたら、既にそこで5,000円の差額が発生しています。5,000円とはいえ結婚式に招待するゲストが60名だったとしたら、料理代だけで30万円のアップです。また、衣装代も同じです。プランの中にドレスが含まれていたとしても、多くの場合はプランの中に含まれているドレスを選ぶ人は少なく、アップグレードのドレスを選びがちに…。なぜなら、パックプランに含まれているドレス代は「最低価格のドレス」であることが多いからです。デザインが古かったり、そもそもプラン価格で用意されているドレス点数が少なかったりと様々な要因があります。このように、パックプランの見積もりが後に上がってしまうのを少しでも防ぐ場合には、最初からどのくらい上がってしまうのかをアイテム毎に把握しておきましょう。「ここで実際に結婚式を挙げているカップルの平均料理代」「衣装代はみんなどのくらいアップしているのか」などを、結婚式を申し込む前にプランナーに確認してみてください。そうすれば、後にどの位見積もりが上がってしまいそうなのかおおよその見当がつきますね!トレンド調査で約8割の人が「最初の見積もりから金額が上がった」と答えている一方、2割の人は上がっていないという結果です。しかし恐らくこの2割の人は、最初の見積もりでかなり吟味を重ねた上で、実際にこれから必要になってくるアイテムを詰め込んで「これが理想を全て詰め込んだマックスの見積もり」を作成している人も中にはいると思われます。結婚式場に見学に行きそこが理想の結婚式場であった場合、どうしても結婚式マジックに掛かってしまい見積もりの詳しい部分まで確認が怠りがちに…。でもここはグッとこらえて、現実問題としてどのくらいお金が必要になるのかをアイテム毎にじっくりと確認しておきましょう!

結婚式の見積もりを作る上で注意しておきたいたった2つのこと

どのアイテムを重視するのか2人でじっくり相談しておくこと!

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結婚式は全てにこだわりを持ってしまうと、どうしても見積もりは上がってしまいがちです…。そのため、結婚式の見積もりを作成するにあたりポイントになるのは「結婚式において自分たちが何を重視しているのか」を2人で相談しておくこと。例えば「おもてなし重視だから料理にはお金を掛けるけど、お花は気にしない」「やっぱり衣装は気に入ったドレスを着たいから、その分ドリンク代は最低ランクのものを選ぶ」など、アイテム別に重視するランクを決めておきましょう!

「1万円が安く見える…」結婚式の魔法に掛からない!

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普段のデートで「1人1万円の料理」はとっても高く感じませんか?でも、結婚式ともなれば「最低1万円からのスタート」なんです。結婚式で扱うアイテムの多くは何万円単位。そんな金額ばかりを見ていると「1万円くらい、いっか♪」と金銭感覚が魔法に掛かったように麻痺してしまうのです!でもその金銭感覚の魔法が、後に100万円近い見積もりアップに繋がってしまうことも…。小さな金額の積み重ねは後にドーンと見積もりに反映されてしまいます。1万円単位からでもしっかり節約出来るところはして、見積もりが安易に上がってしまわないように工夫しましょう。

結婚式の見積もりを上げてしまう6つのアイテム

次に結婚式の見積もりを上げてしまう理由をアイテム別にご紹介!

料理

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単価自体はそこまで高くないのに、それが人数分ともなればかなりの負担になるのが「料理」です。最初の見積もりである程度の費用を把握しておくためには、その式場で実際に結婚式を挙げている人の平均料理単価を聞いておきましょう。また、ドリンク代にも注目。最初の見積もりでの注意点はこの3つです!

1・フリードリンクになっているのか

2・乾杯用ドリンクは含まれているのか

3・フリードリンクンのメニューは何種類くらいあるのか?

この内容次第では、後に1人1,000円程度上がってしまう可能性があり、60名の結婚式であれば6万円のアップの可能性も…。結婚式の準備の中で、一番金銭感覚の麻痺をおこしがちなのが「料理とドリンクの費用」。単価は小さくても人数分が必要になるので、負担は大きくなります。要注意です!

衣装

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女性なら衣装へのこだわりは持っている人も少なくありません。ドレス姿にずっと憧れる女ゴコロとしては仕方のないことですよね…☆しかし結婚式の見積もりの中でも、かなりの割合で費用負担を占めるのが「衣装」でもあるのです。だから、見積もり内容には注意しておきたいところ。そもそも、はじめてもらう見積もりにドレスが何点入っているのかに注目です。最低限の見積もりともなれば「お色直しはしない」前提になっていることも。お色直しの希望がなければそれで問題はありません。しかしお色直しの希望がある場合には、後にもう1点ドレス代が見積もりに追加されることになります。ちなみに先輩花嫁のドレス平均レンタル代は約26万円!そのため、最初の見積もりにドレスが何点含まれているのかが要注意です。また衣装関連では、小物類も見積もりを上げてしまうきっかけにもなっています。ドレスを1着着るときには「グローブ」「ベール」「イヤリングやネックレスなどのアクセサリー類」「靴」も合わせて必要になります。見積もりの中には、それらの小物が全て含まれている場合と、全てバラ売りになっている場合も。見積もりの注釈部分に注意して「衣装代」の中には何が含まれているのかも合わせてチェックしてくださいね!

美容

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結婚式の見積もりに含まれているヘアメイク関係の項目はかなり細かく設定されていて、式場によって内容も異なります。大きくは…

・挙式が始まるまでのお支度代と披露宴終わりの帰り支度代

・披露宴中のお色直し代

この2点がメインになってきますが、最初の見積もりでは「挙式が始まるまでのお支度代〜お帰り支度」のみしか含まれていない場合も。「お色直しをしない」前提での見積もりになっているからです。その他…

・結婚式当日どんな髪型をするのかという「ヘアメイクリハーサル」

・結婚式当日、お肌を綺麗に見せるための「ボディメイク」

・二次会用へのヘアチェンジ代

などが後に追加の注文が多い項目です。式場によって細かく設定されている美容代は、結婚式の準備が進まないと必要か否かわからないものもあります。プライスリストなどを見せてもらって、早い段階で値段やその内容について確認するようにしましょう!

写真

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結婚式で販売されている写真は大きく分けて2種類あります。

1・集合写真や新郎新婦二人の写真を六つ切りサイズの台紙に挟み込んでいるもの

2・スナップ写真撮影とそれを収録するアルバム

最初の見積もりには1の六つ切り写真は含まれているコトが多いのですが、スナップアルバムは単価も高く、最初の見積もりから含めてしまうと見積もりが高く見えてしまうため含まない見積もりを作成している式場が多くあります。しかし「トレンド調査2016」によると注文をしている先輩カップルは9割にものぼります。平均価格は約22万円だそうです。スナップアルバムの単価は撮影枚数やアルバムのランクにもよりかなり差があり、数万円のものから、30万円を超えるものまで…。予算やアルバムのプランによってじっくり考えて注文したいものですね。

映像

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写真同様、結婚式で扱われている映像アイテムも大きく分けて2種類あります。映像関連の項目は、必ずしも結婚式で必要のないものでもあるということで、最初の見積もりには含まれていないことが殆どです。しかし、演出映像などは今や結婚式の演出の中では定番中の定番!多くの新郎新婦が取り入れていることから、予算の中には当初より含んでおくことをおすすめします。

1・記録撮影結婚式の映像を「記録」として残します。ただ一日の流れを撮影するものから、ゲストへのインタビューや、カメラマンを2名付けて色んなアングルから撮影をし、後日編集を掛けて納品されるものまで、内容は幅広くそれにより金額の差が大きいのも特徴です。「トレンド調査2016」によると、平均価格は約20万円弱。先輩カップルの65%が注文をしている状況です。

2・演出映像いわゆる「生い立ちビデオ」や「エンドロール」など、結婚式を盛り上げる上で今や欠かせない演出アイテムの1つです。価格の多くは3万円〜5万円の間くらいで設定されていて「写真だけなのか動画も収録するのか」「写真の収録枚数」などにより価格が変動します。演出映像は持ち込みするカップルも多く、自作する場合や、外部業者に頼む場合も少なくありません。デザインや価格も幅広く、自分たちのセンスを試されるアイテムでもあるんですよ♪オシャレなのにお手頃価格で多くのアイテムの中から選ぶならコチラもおすすめです☆https://favio.jp/m/wedding_movie

 

装花

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あればあるだけ会場を華やかにする「装花」。しかし装花で華やかさを求めるのであれば、それだけ予算も必要になるもの…。最初の見積もりには…

・メインテーブルとゲストテーブルの装花

・ブーケ、ブートニア

・両親へ贈呈用の花束

これらの最低価格の見積もりしか入っていません。あくまでも「最低価格」。「こんな会場にしたいな♪」と夢を見ている雰囲気は、その予算では実現出来ないかもしれません。もし結婚式場探しの段階でお気に入りのテーブル装花などがあれば、最初からどの程度の見積もりになるのか確認してみるのも方法の1つ。また装花は、花材にこだわると季節のお花でない場合には、値段が跳ね上がってしまいます。ですので「色味だけを指定して花材はお任せ」「テーブル装花はシンプルにして寂しくないようにキャンドルや花びらで装飾」など、こだわる部分とこだわらない部分を明確にしておくと、比較的予算を抑えられるアイテムでもありますよ!

まとめ

結婚式の見積もりについて、見積もりが上がってしまうカラクリや注意点。そして、アイテム別の見積もりポイントをご紹介しました。結婚式は一生に一回の一大イベントです!こだわりだしてしまえば、比例して費用も膨らんでしまいます。2人でじっくり相談しながら、自分たちの納得のいくものをチョイスしつつ、見積もりの上がり方も注意しておくようにしましょう。

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