結婚式にはムービー演出は絶対欠かせない♪プロフィールムービーおすすめアイデア集
今や、結婚式の演出といえば欠かすことの出来ないムービー演出。特にプロフィールムービーは定番中の定番です。しかしプロフィールムービーは、定番だからこそ「いつものプロフィールビデオ…」なんて感想も持たれがち…。
そこで、今回はその「いつものプロフィールビデオ」に少し手を加えるだけで「今までとは違ったプロフィールビデオ!!」そうゲストに思ってもらえるようなアイデアをご紹介!合わせて、結婚式のムービーを作るときのポイントもご紹介します。
折角なら今までとは違う、ゲストにも、そしてもちろん自分達にも思い出に残るような結婚式のムービー演出を作ってみましょう♪
結婚式のムービー演出を作るときに大切な3つのポイント
ポイント1・写真選びは成長が伝わるストーリー性がポイント
ムービー演出を作るときの、スタートラインは写真選びです。ムービーの種類によって異なりますが、新郎新婦それぞれ10枚程度。2人の写真が10枚程度は必要になります。ここで写真選びに大切なポイントは3つ!
見てすぐにその写真の意味がわかる
一枚の写真が写っている時間は約5秒程度です。そこでポイントは「情景がすぐにわかる写真」を選ぶこと。
例えば、入学式の写真。よくある門の前の「入学式」という看板前で撮られたものだと、それだけで写真の情景が一目瞭然ですね。また、小さい頃からサッカーが趣味だったなら、グランドでサッカーをしている写真など、本人はもちろん、その周辺の小物や背景でその写真の情景がすぐに理解出来るような写真が理想的☆
一方、顔のアップ写真などは一見状況がわかりにくく、プロフィールムービー用の写真には不向きなので注意してくださいね。
全て違う時代の写真を使う
例えば、野球をずっと続けてきた新郎のプロフィールなら、同じ野球をテーマにして写真を揃えるのはアリです。ただ、そこに成長過程がわかるように「小さい頃、お父さんとキャッチボールをしている写真」「少年野球の集合写真」「高校で野球部の部室で友人と撮った写真」「成人してから草野球を楽しんでいる写真」など、テーマは揃っていても、時代が違えば、「同じことをずっと続ける頑張り屋さん」「野球を通して、素敵な仲間たちに出会えている」などが伝わりますね。
同じ時代の写真ばかりが何枚か続いてしまうと、プロフィールムービーから新郎新婦の今までの人生のストーリーが伝わりにくくなってしまいます。しかし写真を通して時代を追うことが出来れば、自然とそのひとの人となりや、その周りの育った環境も伝えることが出来ます。
ゲストも一緒に写っている写真は是非使ってみて!
ゲストにとってプロフィールムービーは「見ている」だけでも面白いですが、感情移入も大切なポイント。映りだされる写真に、突然自分も写っている写真が登場すると、当時のことも思い出され、プロフィールムービーへの興味もグンと高まります。友人はもちろん、親や兄弟など家族が写っている写真もおすすめですよ♪
ポイント2・コメントは意外と色々ルールがあるんです
http://www.blogatelierdebybby.com
プロフィールムービーのコメントに使ってはいけない言葉があるのを知っていますか?
「忌み言葉」という言葉を聞いたことがありますか?忌み言葉とは、一般的に結婚式で「縁起が悪い」とされていて、プロフィールムービーだけではなく、招待状やスピーチにまでも使ってはいけない言葉のことです。特に、年配ゲストはこの忌み言葉を気にされる方が多いので、プロフィールムービーのコメントを考えるときにも、要注意なんですよ。
結婚式で使うことを避けるべき言葉一例
「別れ」「離れる」をイメージさせる言葉
切れる、終わる、破れる、解ける、返す など
「二度ある」「繰り返す」をイメージさせる言葉
重ね重ね、度々、再び など
「不幸」をイメージさせる言葉
死ぬ、倒れる、壊れる、割れる、
イメージが悪い言葉や数字
忙しい→漢字の中に「亡くなる」という文字が入っている
4、9→「死ぬ」「苦しい」というイメージが連想される
「結婚式に句読点は使わない」という結婚式ならではのルール
句読点の「、」や「。」は、「途切れる」「終わる」という意味があることから、結婚式では縁起が悪いとされていて使用は避けられています。「そういえば…!」と思い出される方も多いかもしれませんが、結婚式の招待状に、句読点が無かったのをご存知ですか?実は、このような理由があったからなんです。プロフィールムービーのコメントも同様で、コメント内には句読点は入れないように注意しましょう。
コメントは簡潔だけど共感してもらえるワードを
先ほどもご紹介した通り、1枚の写真が写し出されている時間は約5秒程度。写真を見ながらコメントを読める時間は限られています。そのため、コメントを考えるときには「簡潔」がポイントです。
文字数は、15~30文字程度の表示は2行程度におさめるようにしておきましょう。
コメントの内容は、その写真を撮られていたときの気持ちなど感情を言葉で表現すると、写真に深みがでますよ!逆に、写真を見ただけですぐに分かるような内容をコメントにするのはもったいないです!
例えば、入学式の看板をバックに「入学式です」というコメントは、写真を見ただけですぐに入学式であることは分かるので、避けましょう。コメントを入れるなら「初めての小学校に緊張し過ぎて、お腹を壊してしまいました…」など、写真だけでは分からない当時の思い出をコメントにすると◎です!
ポイント3・BGMは映像DVDのイメージを決定付ける要!
プロフィールムービーのイメージを決定付けるBGM選びはとても大切です。
まずは、曲数を何曲使うのか…ですが、1曲から3曲までが一般的です。
▼新郎新婦それぞれに1曲ずつ。そして、新郎新婦の2人の出会いから1曲と合計3曲使用する
3曲構成にする場合には、出来れば雰囲気の違う3曲を選ぶことがオススメ。曲の切り替えとともに、構成が切り替わったのが分かりやすいからです♪
▼1曲で通す
BGMを1曲で通す場合には、その1曲がプロフィールムービー全体のイメージを決定付けます。自分達のプロフィールムービーはどんなイメージに仕上げてゲストに見てもらいたいのか、2人でじっくり相談してBGMを決定しましょう。
サプライズも♪結婚式のプロフィールムービーおすすめアイデア集☆
プロフィールムービーは流すタイミングと構成次第でもっと感動的になる!
プロフィールムービーとは、一般的には「小さい頃から、大きくなる過程」を順に流します。
しかし、ここで紹介するのはこれの全く逆。「今の状態から、さかのぼって小さくなっていく」順で写真を構成します。更に、そのプロフィールムービーを流すタイミングは、披露宴のクライマックスである「花嫁の手紙」の直前に流すのがオススメ!
花嫁の手紙を聞きながら、ご両親は今までの我が子との思い出が走馬灯のように思い浮かぶといいます。その気持ちを、まずは手紙の前にプロフィールムービーを見ながら振り返ることで、より一層深く思い返してもらいます。
そしてその写真は、今の新郎新婦の姿からどんどん小さい頃にさかのぼります。写真のコメントには、そのときに言えなかったご両親への感謝の気持ちなどをコメントに入れて上げると、より効果的にご両親へ思いは届くでしょう…。
それを見ているゲストにも、ご両親が感動なさっている姿。そして、両親への感謝の気持ち込められたプロフィールムービーは、きっとゲストにも感動が伝わるはずです…☆
注目は掛け合いコメント♪インスタ風プロフィールムービーは自分達へサプライズを込めてみても…◎
この記事を読んでくださっている人の中にも、インスタグラムを利用されている方も多いのではないでしょうか?ここで、紹介するのはそんなインスタグラムをプロフィールムービーに取り入れたアイデアです♪
プロフィールムービーをハッピーな雰囲気に作りたい方にオススメ!
コメントとは別で、ハッシュタグでコメントを入れることが出来るので、いつもインスタをしているときと同じように、気軽に楽しくコメントを考えることが出来ます♪
また、後半部分の新郎新婦からの出会いの構成部分では、コメントが掛け合いになっているのでBGMだってこんな掛け合いの曲をチョイスすれば、写真のイメージとピッタリ☆
コメント部分の「@○○(名前)」以下のコメント内容は、お互いサプライズにしておいても楽しいかも♪その写真の思い出や、気持ちをどう振り返っているのかは、結婚式当日上映されるまではナイショで…☆
あの子がストーリーテラー。だからコメントにも思いが乗るプロフィールムービー
http://goldenretrieverplanet.com
プロフィールムービーにストーリー性を持たせるなら、映像の語り部であるストーリーテラーを立ててみませんか?
例えば「私をずっと近くてみていた愛犬」「自分の生まれた年に両親が植えてくれた庭の桜の木」「小さいころからずっと大切にしていたぬいぐるみ」など…。
近くで見守ってきたからこそ知っているであろうペットや育った環境の中で近くにいたモノをストーリーテラーに見立てて、ナレーション風のコメントにして表現します。
例えば、愛犬がストーリーテラーなら…
「ワタシがキミのもとにやってきたのは、キミが幼稚園のころ。」というテロップで、子犬のころの愛犬を一番はじめに写し出します。
幼稚園の頃の写真とともに「キミはとっても寂しがりやさんだった。だから、お父さんとお母さんがワタシを連れてきてくれたんだって」。など、語り部なしに「寂しがりやさんだった私に、お父さんとお母さんがペットをプレゼントしてくれました」とコメントで表現するよりも、温かみが増しませんか?
ストーリー性も深まり、写真とコメントのつながりも増して、ゲストの興味も惹き付けることが出来ます!
兄弟からのサプライズにもおすすめ!最後は「両親からのサプライズ」でもっと感動
このプロフィールムービーのアイデアは、兄弟から新郎新婦へのサプライズにもオススメです。
自分達の写真は、撮影されている当時のことは覚えていても、それを撮っている側の親の気持ちって意外と知らないものではないですか?このプロフィールムービーはそんな視点を使ったアイデアです。
例えば…
・初めて一人でブランコに乗れた写真
私の膝の上でしか乗れなかったのに、一人で乗れるようになりました。成長のうれしさと、少しの寂しさも感じたり…。
・兄弟で一緒にパズルをしている写真
「ずっとこうして協力し合える兄弟になって欲しい」と願いながら写真を撮りました。
・生まれたばかりの写真
お母さんは感動でいっぱい。お父さんはオロオロそして、号泣。あんなに泣くお父さんはあの時だけ。
・結納の写真
うまく言葉にできないけど、お父さんは本当に嬉しかった。
そして、最後には新郎新婦の2人にはサプライズで、ご両親からの手紙をエンドロール風に流すのもおすすめです。
ご両親から新郎新婦へ手紙がプロフィールムービーに込められているなんて、思いもよらないですよね!
もちろん新郎新婦自身が、当時のことを改めてご両親に聞いてみるのも◎。そんな機会がないと、写真撮影当時の話しをわざわざ聞くことはなかなか無いと思います。結婚式準備の思い出の1つとして、そんなきっかけがあっても素敵なのではないでしょうか…☆
まとめ
結婚式で流れるプロフィールムービーは、文字と写真で年配ゲストにもわかりやすく、大きなスクリーンに流れる映像と音楽で子供たちも興味津々♪盛り上がっているゲストをみて、新郎新婦自身もやっぱり嬉しい…。その結婚式にいる人全員が楽しめる人気の演出です!
欠かすことの出来ない定番演出なら、思いっきりオリジナリティ溢れる内容に仕上げてくださいね♪
その他にもこちらでは、沢山のプロフィールムービーのアイデアをご紹介しています。
是非チェックしてみてください☆
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・オープニングムービーの作り方
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